水戸芸術館現代美術ギャラリーで行われた、ファッションと人とのオルタナティブな関係を探る展覧会「拡張するファッション」に参加していました。
ジャングルジム |
チーム西尾7名はこちらの↓ファッションショーに合わせて水戸に向かいました。(2014.5.3)
FORM ON WORDS ファッションショー 「試着」
新しいスタイルの参加型ファッションショーを開催します。《ファッションの図書館[水戸]》に収蔵された300着の古着とそれにまつわる物語から生まれた新作コレクションを試着してみましょう。試着した参加者がみなファッションショーのモデルになり、装着していただくイヤホンから流れる音声、会場に響く音楽がショー をリアルタイムで演出していきます。
(公式ウエブ ファッションショー告知文より)
三人で一つの服に |
それぞれの学びと発見
岡谷祥平
水戸で集められた服の記憶と言葉。ワークショップに参加して、服のデザインの形を考える。FORM ON WORDSによって形が身体になる。それを人がファッションショーで着て、記憶を呼び出し、自分の記憶も呼び出して、Open Reel Ensembleの、音楽が流れる合図によって動き出す。なにか新しい生命体が誕生したような感覚になりました。川村彩乃
試着したのは沢山の襟のついた服。穴が沢山あるので誰かと一緒に着ることもできました。さびしがりやの人の服かと思ったら山に登って何もかもすべて汗と流し、心が穴だらけの人の服でした。演じることで知った物語、服を通じて対話をしたんだと思います。渡辺光子
参加者のデザイン画から、いろいろな服の記憶にインスパイアされて、服が出来上がる過程の展示が非常に興味深く、隅々まで読んでからショーを見ると、それぞれのストーリーを感じることができました。臼井ちか
ひとりひとり異なる時空間を生きている人を演じるモデルたちが等しく持っていたものは、コトバと服と自らのカラダ。ショーの後は舞台装置でもある巨大ジャングルジムの中で観客も試着。コトバとカラダを動かす遊びが服を身一つのものだと実感させてくれるような気がしました。拡張するファッション FORM ON WORDS 「試着」
2014年5月3日(土) 4日(日)
水戸芸術館
http://arttowermito.or.jp