時間のデザイン

このウエブの推進係をしておりますチーム西尾の臼井ちかです。
お知らせをひとつ、お誘いをひとつさせてください。


お知らせ
「アートプロジェクト」についての考察と六本木アートナイト「カラダひとつプロジェクト」
について書いた文章が、本日発売の書籍となりました。

芸術教養シリーズ18
時間のデザイン ― 経験に埋め込まれた構造を読み解く

【編集】中西 紹一、 早川 克美編
【著者】中西紹一、中西裕二、松田朋春、森高一、菅山明美、臼井ちか
【発行】京都造形芸術大学
【発売】幻冬舎
【値段】2,376円
【Amazon】 http://www.amazon.co.jp/dp/4344952588/


第13章 アートプロジェクトにおける「越境する時間感覚」
第14章 作品そのものに「ダイブする」時間のデザイン

上記の章を担当いたしました。


「アート作品やアートプロジェクトは鑑賞者や参加者としての自分の存在を超える時間を提供してくれる存在である」と述べましたが、この本の編者中西紹一さんの、まるでワークショップのようであったご指導、西尾美也さんのアートプロジェクトに携わったこと、この二つのことが同時に進んだことで、私自身が自分の枠を超えて本を執筆することが出来ました。

長年の仕事の経験を背景にした私の考えが、読んでくださる方に小さな変容をもたらすことが出来たら、それもまたアートがもたらす時間のデザインだと思います。

そして、中西さんと西尾さん、二人の恩人に深く感謝を申し上げます。


お誘い
2015年2月21日(土)〜 2月23日(月)に清里でお勉強会があります。
実行委員の一人として携わっております。

「つなぐ人フォーラム」
http://www.keep.or.jp/about/kankyo/forum/

古き良き木造の西洋建築の中で知恵とスキルの詰まったワークショップに参加し、
地産の材料を用いたかわいいコックさんのお料理に目も口もうっとりし、
窓の外に雪を見ながら、暖炉に薪をくべ、たくさんの方々との対話を楽しむ。

忙しい方、有効にお金を使いたい方にぴったりな、豊かな二泊三日です。


一年の終わりに、チーム西尾の仲間とこのウエブを運営していることに喜びと誇りを感じ、見守ってくださっているみなさまに感謝を申し上げます。

金沢滞在記

川村彩乃
金沢21世紀美術館の博物館実習に参加しました。

元金沢大学付属の小学校、幼稚園が移転することが決定し、市の中心市街地に活気がなくならぬように、とまちづくりの観点(教育ではなく都市計画のカテゴリ)から考えられて生まれたのが金沢21世紀美術館だそうです。そのため、1995年に構想が生まれてから2004年のオープンまでの長い年月の中で都市計画の専門家や美術関係者、建築家など様々な人が新たに作る市立の美術館をどのようにしていくか考える場に参画していったそうです。通称は「まるびぃ」、丸い形の美術館は『まちに開かれた公園のような美術館』の建築コンセプトの下、生まれました。

実習では初日に黒澤学芸課長から「根本にあるものを良く知り考えなさい。」と教わりました。美術館の掲げている理念を見れば、その美術館が何のために金沢市にあるのか分かります。金沢21世紀美術館は4つのミッションステートメントを掲げています。
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=11&d=1

博物館は何をするところなのか、学芸員は何のためにいるのか、博物館法に記載されています。博物館法は社会教育法から来ていて、教育基本法、日本国憲法と辿ることができます。

どのような役割が求められているのか、また現状何が足りないのか、その基礎を押さえていないと分かりません。「何のためなのか」は絶えず自問し探究し続けることだと学びました。

金沢21世紀美術館では博物館の4つの機能である「調査研究」、「収集保存」、「企画展示」、「教育普及」がチーム化されて組織の中で分業されています。水戸芸術館では学芸員の資格を必要としない演劇、音楽部門も含む全専門職員が「〇〇学芸員」と呼ばれていて強く印象に残りましたが、金沢では学芸員という言葉はなくキュレーター、コンサベーター、エデュケーター、レジストレーター、アーカイヴィストという専門的な名称が使われていました。

私の抱いていた金沢21世紀美術館の第一印象は、最先端の美術館。建物は著名な建築家によるもの。水戸芸術館の後に生まれた地方都市の美術施設なので設備なども新しそう。金沢という都市から積極的に海外作家の展覧会などを良く耳にしていたので、グローバルで先進的なイメージでした。
実習を通じて思ったのはこの美術館は『現在進行形の美術館』だということ。

それは展覧会の内容だけでなく、教育普及など博物館の全機能に総じて言えることです。その理由は金沢21世紀美術館が常に「その後」を意識しているからだと思います。


例えば美術館の教育普及事業。美術館でどう過ごすかをデザインする場が教育普及である、というお話を聞きました。例えば今年の7月から始まった『まるびぃみらいカフェ』。より過ごしやすい美術館を作るかをボランティアで集まった市民の方が主体となって考えていく取り組みです。イベントの企画や館内マップの作成など様々な活動を今後展開していくようです。
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=104&d=1827

また、キッズプログラムを実際に考える講義を受けたときに館で行うワークショップについての話を聞きました。「館のワークショップを通じて相手の視点を通じて自分が見えるような体験をしてほしい。ワークショップで想定外のことが生まれ、それがどう持ち返られた後につながっていくか。」、教育普及事業はボランティアや教育プログラムを体験した人の「その後」=ユーザーエンドを視野に入れた取り組みと言えます。

もう一つの例として、金沢21世紀美術館の所蔵する粟津潔コレクションについて紹介します。
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1718

粟津さんは独学で絵を学び、デザインや映像、空間デザインなどジャンルを超えた活動をされていました。その方の関連資料約2800点が2006年に寄贈されたのですが、まだ未調査の資料もあるようです。粟津潔コレクションを扱った展覧会を2回開催しているのですが、未調査の作品も混ぜて公開したそうです。
それは展示することも研究や収集につながるから。

公開して粟津潔にゆかりのある人物に資料のエピソードをインタビューしたり、若手作家に展示空間でパフォーマンスをしてもらうことで粟津潔にインスパイヤされた新たな作品が生まれるなど次々に誘発されてコトが生まれていきます。ただ館内でひそやかに資料の研究を行うのではなく、展示などオープンで動的な動きを加えることでコレクションにより意味が生まれていきます。それは所有している現時点のことを見ているのでなく、コレクションがどう「次」に展開していくかを考えているからこそ起こる動きだと言えます。

博物館の各機能が、空間的にも時間的にも美術館の「その先」に向いている。それが金沢21世紀美術館なのだなと実習を通じて感じました。しかも、丸い形でどこからでも入れるようにスキマが沢山ある。館ができて10年になりますが、先を見続けているから新しさが薄れずに続いているのでしょう。


金沢のまちは戦火に遭わず残っている多くの古い家屋や道路沿いに生える木々、ちょっと歩けばすぐに器やお菓子やさんに出会える、昔からの良さが残っている地域です。その伝統ある金沢という街にこの美術館が溶け込んでいるのは、伝統に常に新しい血が吹き込んで絶やさぬようにしていく役割を担っているのかな、と思いました。

個展のお知らせ

藤田まりこさんから、うれしい個展のお知らせが来ました!
あわただしい年末のひと時に、ほっこり心を和ませに足を運んでみてください。
ぜひぜひ、会場でお会いしましょう。

制作中の真剣な横顔、素敵です。
作家名「まる」さんです。
渡辺光子

まる world
2014年12月24日(水)〜12月29日(月)   12:00~18:00  最終日17:00
Gallery 子の星 (渋谷区代官山町13-8キャッスルマンションM113)
http://www.nenohoshi.com

チラシ

藤田さん制作中

岡谷さんの作品発表のレポート

タイトル 煙草の仮装
作家   岡谷祥平
日時  2014年10月31日(金) 16時から23時
場所  渋谷センター街


2014年10月31日の渋谷センター街はハロウィンの仮装をした沢山の若者で埋め尽くされていました。その雑踏に紛れてチーム西尾のアトリエリーダー、岡谷祥平さんが「煙草の仮装」ゲリラパフォーマンスを行いました。

びっしりと敷き詰められた大量の吸殻は岡谷さんが2ヶ月かけて街中で集めたもの。ズボンには様々な銘柄のタバコの箱の断片が付けられています。
街と一体化してるポイ捨てタバコを、街から切り離すという試み。非現実的な仮装が多い中、リアルな現実を出現させる事で渋谷の街中に違和感を生んでいました。

「お兄さん、頑張って作ったね!」

「怖い…。」

「死んでる?」


道行く人々も岡谷さんの仮装が明らかに違う、ということを様々に感じ取っていたように思います。
31日、渋谷センター街で作品を目撃したメンバーはどのように作品を見ていたのでしょう?


― どんな物でも(タバコの吸殻)着てしまうことが出来るんですね。ハロウィンでお祭り騒ぎの渋谷の街中、吸殻男が寂しげに見えたのは溜息混じりの煙と共に投げ捨てられた吸殻に込められた人々の思いが伝わって来たのかも。
志村恵子


― ニュースになるほどコスプレした人でごった返した渋谷 センター街。そこからほんの少し入った脇道でうつむき気味に立つ吸い殻男。パッと見、ずいぶんと地味だけど、行きかう人々が素通りできず、足を止めるほど。撮られたり、囲まれたり、覗き込まれたり。派手な衣装に身を包んだ人にも負けない存在感でした。
牧野恵子


― 煙草についての岡谷さんが言いたいメッセージや誰しもが日頃考えていたりされているであろう想いが、上手に記号かされまとまりのいいコンセプトがしっかり落し込めている完成度のある強い作品でした。

いろいろな立ち位置の人が多角的な見方が出来る肯定的にも否定的にも捉えられる作品でとっても楽しかったです。今後のこの作品の展開と他者クリエイタ−とのアレンジと、新しい作品制作など全てきっと進み易くなったのではないかなって傍目からも分かるような制作を見せて頂けとても楽しかったです。

今後も応援しています!
剣持寛子


― 奇抜な仮装も、10月31日の渋谷では普通。
奇抜なもの、ユニークなものを見つけては、写真を取ることも普通の風景になっている。
当然、「煙草の仮装」も次から次へ、レンズを向けられ続ける。

でも、少し違うのは、そっと触っていく人が多かったこと。
通りすがり、話しながら、多くの人がなでるように触っていく。
その姿を見た時に、ただの仮装に陥ってもおかしくない世界のなかで、強い意志をもった作品としての強さを感じました。

西尾さんのアシスタントをする事で岡谷さんの人生は絶対変わると断言した日比野さんの言葉を思い出していました。

チーム西尾で会う前の岡谷さんを知らないけれど、何故か「本当に人生変わったんだな」って、夜も更け、ほんの少し人気も引いた渋谷を、岡谷さんの後ろを歩きながら思っておりました。

そんな現場を目撃出来て、良かったです。
渋谷明子


― 普段見過ごしている道端の吸い殻が岡谷さんに向かって一挙に密集したようでおぞましいと感じる気持ち。それと同時に、近くで見てみると本当に一つひとつ吸い殻が接着されているものだから、いつも丁寧に作業していた六本木での岡谷さんのイメージをこの作品を制作する様子に替えて想像してみました。(今回はさぞかしニコチン臭かっただろう。)だから、この作品を作ってここにいるのは岡谷さんだな、と感じました。

知っている人の作品を見るのはドキドキするものですね。
川村彩乃


― Facebookを頼って、町中が仮装パーティーの渋谷をさまよい、やっと見つけた岡谷さんは、他の仮装とは明らかに一線を画していた。

さながら捨てられたタバコのようにじっとうなだれて道端に転がっている「煙草」のまわりには遠巻きに人だかりができていた。

吸殻が捨てられている日常の風景は、岡谷さんのアートで、ものすごく違和感のある風景に書き換えられ、見ている人の胸に罪悪感や嫌悪感をもたらしていた。素晴らしい存在感だった。吸殻と言う醜悪なものが、岡谷さんの手で細やかに並べられて美しかった事も印象的だった。
渡辺光子


― ハロウィンのメークした女の子や浮かれた人たちの中に無機質な違和感満載の煙草男が道端に座ってる。街にポイ捨てされた煙草の吸いがらを逆に浮き上がらせたアート作品!道行く人の目を引いてました。目のつけどころとハロウィンに登場させたところがインパクトあったと思います。吸いがらの貼り付けも完璧でした(^-^)すご〜い
岩崎美保

<岡谷さんの振り返り>

『煙草の仮装を着た時、ズッシリと重みを感じた。衣服を着るのとは別の重みを感じ、何とも言えぬ違和感を感じた。

あまり心地よいものではなく、実際早く脱ぎたかった。

何だろう、この重みは。

煙草を捨てる時って人はどんな感情なのだろうか。罪悪感を感じるがポイっと、無意識にポイっと、その時の気分でポイっと?いやバシッと?、、、。

煙草の重さもあるが、捨てた人の感情も重みに含まれてるように感じて、煙草の仮装を着るだけで、そんな重みを感じるのに、地球はどれだけの重みを感じてるのだろうか。

ゲリラパフォーマンスをした自分も考えさせられた作品になりました。』


岡谷さんの活動はまだ始まったばかり。私たちはずっと見守り、応援していきます。「カラダひとつプロジェクト」でひとつになったチーム西尾は今後も互いに影響し合って前に進むのですから。

ファイト一発~!!!
川村彩乃

展覧会情報

川村彩乃です。
私の大好きな<アーツ千代田3331>での展覧会をお知らせします。
DOMMUNE University of the Arts -Tokyo Arts Circulation-
◆開催期間:2014 年9 月20 日(土) ~ 11 月3 日(月・祝)
◆開場時間:【展示】 12:00-19:00(番組配信日は23:30 まで)
        【番組配信】19:00-23:30(期間中不定期開催)
◆入 場 料 :【展示のみ】800円
        【番組観覧】1,800円(展示入場料含)
http://dommune.3331.jp/100/

アーティスト宇川直宏の手掛ける[DOMMUNE ]が3331 Arts Chiyoda に!
現代日本を代表するアーティスト100 人を掘り下げる新番組「THE 100 JAPANESE CONTEMPORARY ARTISTS」をアーティスト本人の出演でライブ配信します。
会場では、参加アーティストの作品と出演番組のアーカイブを鑑賞いただけます。

視聴はDOMMUNEホームページより
http://www.dommune.com

●展覧会の見どころ
◎参加作家が豪華!!!!!!!!!
合田誠さん、椿昇さん、横尾忠則さんなど20名の著名アーティストが参加しています。

◎ライブトークは生が一番!!!!!!!!
ライブトークにはアーティスト本人が出演し、作家の個人史を掘り下げていきます。
このライブトークが本当に面白い。会場に来て「生」で見てほしいのです。

実は、DOMMUNEのホームページから、トークの様子を無料で生視聴することができます。
しかし、会場内でしか感じることができない緊張感、心の中に響くアーティストの生の声。
トークを聞いた後に改めて作品を見ると、また違った発見もできます。

ぜひ新たな新たな学びの場、「DOMMUNE芸術学校」を体験しにいらしてください。

「アラカワ・アフリカ5」レポート  ~アラカワでワタナベがピグミーに出会った~

先にお知らせなのですが、先日行われたアラカワアフリカで、西尾さんがインタビューを受けていました。
アートコーディネーターの菊池由紀子さんによる、その時の記事が公開されましたので、ご覧ください。
http://www.yukikokikuchi.com/interview/03-2/

言葉を身につけることと服を着ること、慣習的なことだけれど、切り開き、並べ替え、つなぎ合わせて、そこから抜け出し、新たな事につながっていく。
西尾さんのお考えと、これから挑戦される事がとても楽しみになる素敵な記事です。
これからも西尾さんに注目していきます。


では、私のアラカワアフリカレポートです。

8月23日小雨降る中「アラカワ・アフリカ5」に行ってきました。
http://arakawaafrica.wix.com/home

西尾さんが学生時代に住んでいた町、そこにできたギャラリー「OGU MAG」の出会いから、「アラカワ・アフリカ」は生まれました。

当時すでにナイロビでの活動をしていた西尾さんが、通りがかりのOGUMAGで齊藤英子さんと出会い、アフリカと、荒川区のもつアフリカ的な部分をリンクさせて、両地域のつながりを深めて地域力を高め合おうと2010年よりはじめたアートプロジェクトです。

今年のプログラムの中で、私はアフリカンダンスに興味があり、参加したかったのですが、時間の都合で参加できず、もう一つ興味のあった音楽人類学者の矢野原佑史さんの「カメルーンのヒップホップ・カルチャー」のレクチャーを受けました。

興味を持った経緯ですが、私にはザンビアの山村で、母子の安全な出産のためのマタニティハウスを作っている建築家の友人がいます。

彼女がマタニティハウスの作り方を現地の人にレクチャーしたときに、彼らは図面ではなく、即興で覚えるための歌と踊りを作り、みんなで歌い踊り、その場にいない方にもその歌で作り方を伝えていったそうです。

アフリカの人の音楽に対する素晴らしい感覚、素晴らしいリズム感は、前からすごいと思っていたけれど、文字や図面が読めないということもあるのでしょうが、歌や踊りが、感情の表現だけでなく、生活に欠かせないものなのだとわかり、改めて驚き、感動したからです。

矢野原さんからはじめに語られたのは、カメルーンのピグミー(バカ族)のリズム感の話です。

とても独特で複雑なリズムを持っているのですが、本当に1歳2歳の小さな時から手拍子をさせると、わざと隣の子とずらしたり違うリズムをとるのです。
誰かが歌いだすと、それに合わせて、みんながそれぞれ別のパートを即興で歌いだし、壮大な合唱になっていくのです。

複雑なリズム感が遺伝子レベルで組み込まれているのでしょうか?
人の声ではないようなすごい歌声は、歌ではなく、森の聖霊との交信なのだそう。
面白い!家に帰ってさっそくいろいろ検索して聞きました。

カメルーンのヒップホップシーンの話はフランコフォンとアングロフォンの対立や、それぞれの社会的な境遇と歌詞の内容、彼らの中でダサいとされていた民族音楽や、アフリカの楽器などを取り入れ出して、海外から評価されていったりと、興味深い内容でしたが、時間が足りず、あまり曲を聴いたりできませんでした。ちょっと残念。
矢野原さんがおすすめを教えてくださるとのことで、連絡を取ってみます。

今回のレクチャーで、ピグミーのことを知ったことが私にとってはすごい収穫です。
アフリカ広いし、まだまだ面白いことがたくさん詰まってそうです。
今まで、アフリカとあまり接点のなかった私にとって、新たな興味の対象ができ、アフリカとの出会いのよい機会になりました。

そのあと、キャンプみたいなテントの中でビデオサファリを少し見せていただき、西尾さんとお子様たちとシャボン玉をして、ほんの半日だけの私のアフリカントリップは終了しました。

アートのお知らせ

チーム西尾メンバーの相馬幸知さんから現在関わっているアートのお知らせが来ました。
10月9日にトークイベントがあるそうです。

以下相馬さんから


美大を卒業したばかりの作家 生駒 梨奈 (いこま りな)さんの展示です。
ちょっと気持ち悪いを「かえる」を鮮やかな色でシルクスクリーンで版画にしています。

人が苦手なものをアートにすることで、いろんな可能性がみえてくる、そんなことを作品とイベントから感じてもらえらたら嬉しいです。
とても可愛らしい作品なので、皆様にご覧いただけると嬉しいです。


かえるを版画でアートにする
http://www.d-laboweb.jp/event/141009.html

概要
【作品展示】
期間:2014年9月25日(木)~2014年10月9日(木)
● 場所:d-laboミッドタウン
● 入場料:無料

【トークイベント】
開催日時 2014年10月9日(木) 19:00~21:00
内容:かえるを閉じ込めたい、かえると泳ぎたい、かえるとごろごろしたい…生駒氏のそんな願望が現われた版画作品の数々。
一年中、かえるのことばかり考えているという同氏の創作活動から、好きなものに没頭し表現へと結び付けていく秘訣に迫ります。

水戸芸訪問記

「人生の夏休み」(=大学生活)の最後の夏休みを過ごしています、川村彩乃です。
参加した水戸芸術館(水戸芸)での博物館実習のお話をします。

実は私は商学部の学生なのですが在学中に現代美術に興味を持ち、大学にいながら美術に触れられたら、と学芸員の資格課程を受けています。
実習先に水戸芸術館を選んだのは、地方の都市に現代美術館って…どうなの?と思っていたから。(ごめんなさい。)ずっと東京で生活しているので地方のことを知らなくて少しでも滞在したいなとも思っていました。
ちなみに、水戸芸は22歳。22年前にこんな斬新な美術館が生まれたなんて、すごいことだと思っています。(詳しくはこちら http://arttowermito.or.jp/

実習の期間は2日~1週間が相場の中、水戸芸では11日間。作品を扱ったりする実技実習はなく、座学(館内スタッフ、学芸員にお仕事の話を聞く)とワークショップのサポートをずっとやっていました。

実習生は私を含め 6人。アーティストを目指す美大生、図工教師を志す学生、演劇に興味のある学生など、みんな茨城にゆかりがある学生でした。(納豆はそんなに食べないらし い。)

11日間を終えて水戸芸は本当に現代美術の美術館なんだな、と思いました。実習を通じて「何で現代美術って面白いんだろう」という ことを考えたのですが、開かれているところが好きなのかな、と考えました。「こんなところでやっちゃうの?」、「こんな自由でいいの?」、「混じってもいいの?」とドキドキしたときやっぱり好きなんだなと思います。
水戸芸を見て、開かれ続けているということが実はすごい事なのだ、ということを感じました。

ここで言っている「開かれる」は「参加できる」という意味合いがちょっと大きくなってますが、開かれている場を22年間も保ち続けるにはものすごいエネルギーが必要。職員の人たちもどう地域や人と関わっていこうか、ずっと試行錯誤していたようです。

いろんな人が集まっていい。西尾さんのお言葉を借りると 22年間ずっと「ひとつになる修行」をしてきたのです。イベントのお手伝いを募るとすぐ20人くらい集まったり、職員の人がボランティアの方の活動を手伝ったり。暖かい関係性が家族のようでした。チーム水戸は強いなと思いました。

私の言葉だけではうまく伝えられないので、水戸で会った人の言葉を引用します。

― 「あの古着は1週間で集められたよ。水戸の人は『誰かがやってくれる』ではなく、『自分がやらないといけない』と思っているからね。」(アートナイトの時に古着1000着を集めて持ってきてくださった紙問屋の神尾さんより。「なぜあんなに古着を集めることができたのですか?」と尋ねて。)

―「たとえ現場がピリピリしていたときでも、私が空気清浄器のような存在になって空気をなごやかにできればいいのよね。」(お世話になった教育普及担当の方より。)


水戸芸は「種まき」をしているんだそうです。そこでどんなことが起こるかは予想できない。ある作品を見たり、何かに参加した経験がどこかで何かのきっかけになるかもしれない。例え美術の道に進まなくても種を持っていてほしい、育ててほしい、と。

水戸芸は東京から得たものを伝えるのでなく水戸から発信をしていました。美術館があることで、地域に循環されていくものを感じました。

メンバー紹介 その1

7月初旬、外資系のIT企業でコンサルタントをしている白井俊明さんから、アマチュアオーケストラのコンサートでヴィオラを演奏するとお知らせがあり、それはお聞きしたいと、誘い合わせて出かけました。

白井さんの音楽への関わり方を、IT関係の仕事をしている剣持寛子さんがインタビューし、映画の専門チャンネルで働いている渋谷明子さんが文章にまとめてくれました。

ものごとに真剣に取りくんでいる仲間を尊重する気持ちが、六本木のアトリエの雰囲気を思い出させます。三人のコラボによる記事をどうぞお読みください。
白井さんへの花束



フラットフィルハーモニー 第2回演奏会
2014年7月12日(土)13時30分開場 14時開演
第一生命ホール

◇演目
   J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番
   R.シュトラウス:ブルレスケ
   ブラームス:交響曲第2番
  アンコール
   エルガー ニムロッド ~エニグマ変奏曲より


最寄り駅の勝ちどき駅から、肌がチリチリするような暑い日差しを浴びながら、第一生命ホールのある晴海トリトンスクエアに向かいます。朝潮運河のある下町感漂う風景の中で、トリトンスクエアの3つのオフィスタワーの存在感は圧倒的。

団員の皆さんの家族や友人でしょうか?ホールの入口には既に開場を待つ列が出来ていました。13時30分、開場されるとロビーでは団員の皆さんによるミニコンサートが始まりました。音楽で迎え入れる、粋なはからいです。

親しい人々を客席に、和やかな雰囲気で演奏会は始まりました。演目ごとに迫力を増してゆく演奏からは、皆さんがオーケストラで音を奏でられることを心から楽しんでいることが伝わってきました。さて、仕事を持ちながら、好きな音楽を続ける。結構、大変です。

そこで、楽団の運営にも関わっている白井さんに色々と質問を投げかけてみました。

☆☆☆☆☆☆

Q.白井さんの楽団での役割は?
A.ビオラ、またはバイオリン弾き。運営ではインスペクターという役割です。これは、運営全般の取りまとめと指揮、団員の連絡などを行う、運営リーダー的な仕事です。

Q.発足2年で、オーケストラとしてはまだ若い「フラットフィルハーモニー」の目指すところは?
A.オーケストラとしては若いとはいえ、合奏経験は豊富なメンバーが多いです。「ふらっと」聴きにいけるようなオーケストラ、組織がフラットで、指揮者もソリストも1演奏者も同じように発言しあって音楽を作り上げゆくことができる、そういうオーケストラを目指しています。その中でも、クオリティの高い演奏ができたらと思っています。ただ、あくまでもアマチュア。自分たちが楽しむことが最優先で、プロを目指すような集まりではありません。

Q.練習量はどの位?
A.合奏は3ヶ月で合計8回くらい。一回4~7時間でやります。これは、アマチュアオーケストラとしては少なめの練習量です。他のオーケストラでの活動と掛け持ちしている人が多く、あまり時間を使えないのもありこのようになっています。その分、少なめの練習回数である程度の水準までもってゆけるメンバーを集めています。


 
私の個人練習はというと、譜読み段階では数日に一回、1時間くらい。曲に慣れてきたら減ってきます。忙しいとなかなか時間がとれなくなることもあり、移動時間や昼休みに譜面を眺めたり、で代用することもあります。   


Q.練習場所は?
A.合奏はコンサートホール付帯のリハーサル室や区の施設を借りることが多いです。
個人練習は、大型でない弦楽器は自宅で練習します。

Q.(率直に)何故、ヴィオラ?花形ヴァイオリン弾けるのに!
  あと、ヴィオラの特徴を教えて下さい。(そもそも、そこから判らないのです…よ)
A.ヴィオラの方が人が足りないと思ったのと、個人的に忙しかったので、以前に弾いたことがあり、個人練習する労力がバイオリンより少なくて済むということで、今回はヴィオラを選びました。ちなみに合奏は花形が必ずしも楽しい訳ではなく、下支えをメインとするパートにはその楽しさがあります!

    ヴィオラとヴァイオリンの違いは…
  ・ 大きさが違うので、左手の弦を抑える指の間隔が違う
    ヴィオラは
  ・ ヴァイオリンより5度低く、チェロより8度低い
  ・ ハ音記号というマイナーな記譜が使われる
  ・ 重いので肩こりの元となりやすい

Q.白井さんのクラシックへの情熱を聞かせて下さい
A.子供の頃からバイオリンを習っていたから、その流れでクラシック音楽をやってきましたが、情熱はほぼありませんでした。高校の終わりに素人が芸をするラジオ番組に出演して、それをきっかけにやめてもいいかなと思っていました。でも、なんだかんだで大学でオーケストラ部に入って弾いてみたところ、合奏の楽しさに気付きました。

 たくさんの人が集まってひとつのことをやるのは楽しいし、音があった時の演奏は鳥肌ものです。長い曲の中に一箇所くらい、ぞくぞくする音がでるポイントがあって、その短い時間のために長く大変な準備をする価値があると感じます。


オーケストラをやる魅力が伝わってきた気がします!

Q.オーケストラに参加して、喜びを感じる瞬間は?
A.練習しながら、皆で意見を出し合っている時。そうして音が変わってゆく時。なにより、ホールで皆で1つの音楽を奏でている時。気持ちがまとまっていると感じる時です。

わかる!一体感って良いですよね。

Q.“一体感”への想いをもう少し詳しく聞かせてください。
A.性格も価値観も違なり、仲もよくなかったりする人達が音作りという1つの目的に向かって団結することに心を打たれます。

 言葉にしにくいですが、団体スポーツやアートの共同制作を魂込めてやった人はそれが何か多分わかると思います。


そうですよね、チーム西尾@アートナイトの皆さんと
アトリエやアートナイトの本番で一緒に過ごしている時に感じていました。
声高に「団結しようぜ」とはちょっと違う、何となく同じ事に共感出来ている気がするから、
一緒に何かを作りたい、やり遂げ合いっていう気分だったんですよね。

ところで、アートナイトのチーム西尾に参加して、
異なるジャンルで活動をしている人との交流もあったと思うのですが、
それをさらに拡大して行って…

Q.ダンサーやDJなど、異ジャンルのクリエイターとのコラボレーションはしないんですか?
A.興味はとてもありますが、魅せるだけの技術が自分にはないと思っています。
でも、好奇心旺盛なので機会がもし転がってくれば、参加したいと思うかもしれません。

えー、きっと出来ますよ!というか、観てみたい…な。
白井さん、沢山の質問に答えて頂いて、有り難うございました!!

☆☆☆☆☆☆

偶然にも、「追え!チーム西尾@アートナイトのその後」の第一弾となった白井さんの「フラットフィルハーモニー」演奏会。演奏に夢中になってネクタイの曲がる、熱を帯びた白井さんも見れたし、
クラシックの演奏が躯と密に繋がっていることがわかったり、と沢山の収穫がありました。

「やるべき事をいつものように…」っていう感じは白井さんのイメージとぴったりですが、「1つの目的に向かって団結することに心うたれる」という答えからは、白井さんがチーム西尾@アートナイトに参加していた理由も判る気がしました!

さぁ、次は誰だ?

チーム西尾      
剣持寛子 アンケート
渋谷明子 アンケート
白井俊明 アンケート

谷川さんの回答

■■ アートナイト実行委員へのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    人と人、人とモノ、モノとモノを紡ぐ場所

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 生命!

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    見つけることは出来なかったが、皆さんと共に呼びかけ、集めて、作っていったカケラたちに命が吹き込まれたことを実感した。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    衣服は自分の内面を表すもの。そして自分の内面を隠すもの。

    自己主張をする道具となったり、冠婚葬祭や祭りでは、ある場面を特徴付ける存在となったり。

    その服たちが自分を離れ、別の動きとして現れる不思議な感覚を初めて体験し、逆にあらためて自分自身を意識したり、普段覆われている心と心の触れ合いや人とのつながりを強く感じるようになった。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. アートナイトスクール内で募ったボランティアが西尾氏の制作スタッフとして、作品作りに関わるという、作り手と鑑賞者間においての繋がりが生まれ、多くの関係者を巻き込みながら、イベントを作り上げることができた。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 西尾さんがこれから住む住宅を初めて見られた時の一言。
    「あーっ、いいですね!」

    街歩きに疲れが出てきた時の臼井氏の一言。
    「ねーねー、”おつなずし”食べませんか?」

いざ!玉島へ

江戸時代に港町として栄え、町のそこここに美しい繁栄の名残が存在する町、倉敷市の玉島。西尾さんのワークショップ「町を縫う」が、リユースの思想をたおやかに実践する大月ヒロ子さんの「IDEA R LAB」にて行われました。(2014.6.8)
自分の住む街での活動を目指している、チーム西尾の辻佑介さん、チカソシキの渡辺光子さん、臼井ちかが見学に伺いました。訪れた日は連続ワークショッププログラムの服の作り方を勉強する会。渡辺さんの学びと発見をご報告いたします。(臼井ちか)

※「いざ!玉島へ」は辻さん考案のことばです。

渡辺光子さん

ノスタルジックな玉島の町にちりばめられた、古い、新しい、様々な形で、家々の記憶を持つ端切れはかたどられ、組み合わされ、全く新しい表情の服に生まれ変わる。六本木では正方形の古着でしたが、不要であった物に、西尾さんによって、新しい命が吹き込まれていくその作業に、みんなが夢中になっていました。

「クリエイティブ・リユース」と言う言葉をはじめて耳にしましたが、大月さんの作り上げた「IDEA R LAB」の空間には隅々まで、ああこう言う事なんだという工夫と創造に満ちていて、初めて来たのに懐かしいような、素敵なところでした。

西尾さん、大月さんの最高の組み合わせに立ち会うことができ、大変勉強になりましたし、もっともっと知りたくなりました。


IDEA R LAB
http://www.idea-r-lab.jp/

FORM ON WORDS 「試着」

「FORM ON WORDS」は西尾さんが2011年に立ち上げたファッションブランドです。服にまつわる思い出=「言葉」をもとに、新たな「形=服」にするユニークな活動をしています。

水戸芸術館現代美術ギャラリーで行われた、ファッションと人とのオルタナティブな関係を探る展覧会「拡張するファッション」に参加していました。
ジャングルジム

チーム西尾7名はこちらの↓ファッションショーに合わせて水戸に向かいました。(2014.5.3)

FORM ON WORDS ファッションショー 「試着」
新しいスタイルの参加型ファッションショーを開催します。《ファッションの図書館[水戸]》に収蔵された300着の古着とそれにまつわる物語から生まれた新作コレクションを試着してみましょう。試着した参加者がみなファッションショーのモデルになり、装着していただくイヤホンから流れる音声、会場に響く音楽がショー をリアルタイムで演出していきます。
(公式ウエブ ファッションショー告知文より)
三人で一つの服に

それぞれの学びと発見

岡谷祥平

水戸で集められた服の記憶と言葉。ワークショップに参加して、服のデザインの形を考える。FORM ON WORDSによって形が身体になる。それを人がファッションショーで着て、記憶を呼び出し、自分の記憶も呼び出して、Open Reel Ensembleの、音楽が流れる合図によって動き出す。なにか新しい生命体が誕生したような感覚になりました。

川村彩乃

試着したのは沢山の襟のついた服。穴が沢山あるので誰かと一緒に着ることもできました。さびしがりやの人の服かと思ったら山に登って何もかもすべて汗と流し、心が穴だらけの人の服でした。演じることで知った物語、服を通じて対話をしたんだと思います。

渡辺光子

参加者のデザイン画から、いろいろな服の記憶にインスパイアされて、服が出来上がる過程の展示が非常に興味深く、隅々まで読んでからショーを見ると、それぞれのストーリーを感じることができました。

臼井ちか

ひとりひとり異なる時空間を生きている人を演じるモデルたちが等しく持っていたものは、コトバと服と自らのカラダ。ショーの後は舞台装置でもある巨大ジャングルジムの中で観客も試着。コトバとカラダを動かす遊びが服を身一つのものだと実感させてくれるような気がしました。


拡張するファッション FORM ON WORDS 「試着」
2014年5月3日(土)  4日(日)
水戸芸術館
http://arttowermito.or.jp

西尾美也さんの回答

■■ アーティストへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?また、作業中何を考えていましたか?
  2. 自慢のアトリエ

    なんでみんなこんなに来てくれるんやろう?

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. アリーナ設営:大丈夫?いけてる?(未知の物体に対するいろいろな不安)

    アリーナ当日:完璧や

    新美:いける

    ミッドタウン:よしっ

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?見つけたとき、どんな事を感じましたか?

  6. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
  7. パーツを自分の服に縫い付けたら、不覚にもその服に対する思い入れが深くなった

  8. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  9. 北本や松本などの過去のパッチワーク参加者が集ってくれたこと

    臼井さんや渡辺さんのママ友というつながりがプロジェクトに広がりを持たせてくれたこと

    岡谷さんが丁寧にボランティアの方に説明してくれる中で交わしている会話がたまに笑けること

  10. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  11. あぉ〜(岡谷さんが感心したときに出す声)

    四角に魔法がある(臼井さん)

    服が平等になる(臼井さん)

    これは東大寺の大仏開眼供養祭ですよ、奈良からやってきた西尾さんによって、本日、六本木ヒルズの開眼供養が果たせられけり。(知人Facebook)

牧野恵子さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
    また、作業中何を考えていましたか?
  2. 気持ちの切り替えができる場所
    学生時代を思い出させる場所


    (生地をカットしながら)どのサイズが足りてないのかな。どのくらい作ったらいいかな。似たような色柄ばっかじゃないほうがいいよね?

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. うわあ…
    予想をはるかに超えていて圧倒されました。


  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    探したけど、見つけられませんでした。残念…

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    仕事の忙しさ、間近に迫っていた検定、ぎっしり詰め込んだ予定で息苦しくなっていたところから抜け出すことができて、気持ちが楽になりました。

    手を動かすこと、人(活動)に関わることなど、思うようにいかないことが続いて少し疲れてしまっていたのですが、やっぱり好きだ!と改めて気付かされて、沈み切る直前くらいになっていた思いを浮き上がらせるキッカケになりました。

    服が好きなため、手を入れることに躊躇してしまって、眠らせているものがかなりあるのですが、手を入れて生き返らせることにやっと踏み切ることができました。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 嬉しかったこと
    新たな出会い。
    また、「終わったらおしまい」ではなく、「これをキッカケにこれからもなにかやりたいよね」という流れになったこと。


    面白かったこと
    最終日、アリーナで「解散!」となったのに、誰もその場から去ろうとしなかったこと。


  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. ファイトイッパーツ!

いがらしひろきさんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. モノ・コトをつくり場

    また、作業中何を考えていましたか?
    つぎのはたらき方

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. モノをカタチにする感動!

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    そんなに事前の作品作りに携われなかったので、作品の中には見つけることができませんでした。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    変化があったか無いかでいえば、無かったです。

    ただ、事前の作業で、初めて大量の古着の山を見たときに、なんだか残念な感じがしたのですが、作業を進めるうちに、そんなことも忘れ、すっかりどの服をどんな風にカットしたら面白いかしか考えてませんでした。

    ただ、今回のこの問いで、いろいろ当時思っていたことを振り返りが出来たので、考えていきたいです。


  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 古着を切るワークショップゾーンから、西尾さんに縫ってもらう縫ってもらうゾーンに送り出すときに、いつのことからか「いってらっしゃーい」と、「いってきまーす」が、掛け声になり「こうなりました!」と戻ってくるのが面白かったです。

    とくに、熱狂的な西尾ファンと思える外国人の方が、服や帽子に縫ってもらってからの自慢が印象的でした(笑)


  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 「ファイトイッパーツ!」

渡辺光子さんの回答

■■ アトリエスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    アートナイトへの扉、開かれた場所。

    老若男女、職業、社会的地位、何も関係なく平らに受け入れられるところ。

    楽しかったり、夢中だったり、あっという間に時間が過ぎてしまう場所。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 圧倒的な存在感と、悠然とはためき、ひるがえる姿に、目を見開いて、わー!
    。。。言葉を失うほどの感動でした。


    自分の手で作ったものが、あの凄い作品の一部になっていると思うととても誇らしい気持ちでした。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?

    ものすごく見つけやすいのを作ったはずなのに、見つけられませんでした。

    アトリエで見かけた服、見かけた部分がちりばめられているのは、たくさん見かけました。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    アートって取り澄ました顔で語られる、よくわからないものだと思ってるところが少しあったのですが、触れたり、参加することで、誰だってワクワクしたり、すっごい嬉しかったり、興奮したり、難しく考えなくても、心が震えるほど感動したりするものなんだと身をもって知りました。
    西尾さんのアートの力なのでしょう。


    達成感が大きかったので、喪失感も大きく、随分長い間ぽかんとしてしまった。今もかな?

    着るものには特に変化はありません。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 撮影や当日のステージに使う、足踏みミシンが欲しくて色々探していましたが、インテリア用だったり、とても高価だったりして、なかなかなかったのですが、屋根プラザのワークショップの時に、飛び入りで参加してくださった方が、「ウチにあるわよ」と、快くミシンを提供してくださったことがとっても嬉しかったです。

    休憩時間に、西尾さんと一緒に西尾作品を見る「西尾散歩」をしたのですが、 ボタンの作品を見ている時、警備の方に「大変繊細な作品になっておりますので、触れないよう
    気を付けてごらんください。」と西尾さんが注意されたこと。すごい守られてました(笑)


    とある事情でアトリエを急遽引っ越さなければならなくなり、オシャレな人が行きかうけやき坂、グランドハイアットの前をキャスター付きの事務椅子に古着をパンパンに詰めたごみ袋を載せて、一人でガラガラと押して歩いたこと。

    アトリエに4歳の娘を連れて行ったときに、岡谷さんのことが大好きになってしまい、ずっとくっついて歩き、たくさんの古着の切れ端を岡谷さんの首に巻いたり、頭にかぶせたりしてもの凄い面白いことになってしまっているのに、ニコニコされるがままになっていたこと。

    レーヌビルに初めて入って、粉塵だらけの床を掃除した日、マスクを二重にしていたにもかかわらず鼻の中が真っ黒になっていたこと。

    水戸芸で臼井がナンパした可愛い親子連れの本田さんが、可愛い古着を沢山送ってくれたこと。ちょうど大屋根ワークショップで使うボタンが全然たりない、しかも黒と白しかない。。という窮地で、古着と共にお母様の代から集めている可愛いボタンを沢山送ってくださって、歓喜しました。

    ミシンステージに並んでいた、かわいい女子のお客さんが、スカートのウエストの方に縫い付けてほしいとスカートを脱ぎだしてびっくりしました!そして、それは一人でなく、脱いで縫い付けてくれという人が男女問わず次々と現れて、寒いからと、男性に古着の中にあったロングスカートをはかせたりしたこと。

    夜中の休憩で飲んだ「あさげ」がびっくりするほどおいしかったこと。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 大屋根ワークショップでパタパタした時の子供の言葉。「いろんな色のお空が見える!」

まみるるさんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
    また、作業中何を考えていましたか?
  2. 家族と離れた自分だけの時間(笑)

    作業中は特に何も考えず「無」になれ、癒されました。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 皆さんとコツコツ準備をしていったものが、スケールの大きな1つの作品になっていて感動した。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    自分の携わったものがあんなに大きな作品の一部になれていることが嬉しかった。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    少しミシンや裁縫(ものづくり?)に興味が出ました。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. LINEのホーム画面にしたら、いつもよりコメントが多かった(笑)

    子供が洋服を喜んでくれた

    見に来ていた方々の感動している言葉を聞いたり、写真を撮っている姿を見て嬉しく思った。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)

柴田悠紀さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    アトリエでの作業時間は、様々な人たちをお話したり、出会ったりすることが面白かったです。普段の生活では出会わないお仕事をされている方などと、作品の制作を通して出会えるというのはとても不思議な感覚でした。そこに作品があるだけで、とても自然に話すことができるもんだなぁと思っていました。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. とてもきれい。

    様々な色や素材の布たちが、違うストーリーを持って六本木の夜空に舞っているということ、とても不自然なことなのに作品としてつながって、こんなにきれいに展示されて、素敵な作品だと思いました。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    見つけられませんでした。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    大きな変化はありませんでしたが、自分が普段きている洋服たちや、お下がりでもらう服などそれぞれにストーリーがついていくということをなんとなく意識するようになりました。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 大学時代に制作を一緒にさせていただいた西尾さんと再会できたこと、そして再度作品制作のお手伝いをすることができたことが嬉しかったです。

    洋服を切るという行為が作業と化していたときに、当日のWSで多くの方が着物を切りたいと希望されていたことがとても面白かったです。洋服を切るという行為自体の不自然性に加え、それが普段高級なものとされている着物だということで、人々がその単純な行為から非日常性を見いだして楽しんでいることに改めてはっとさせられました。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 「普通のことを普通にやるって、しんどいやん?」(西尾さん)

    作家として世の中の先を見ている(と自分が認識している)西尾さんがこのようなことを考えながら制作しているということに、すごいなと思いました。普通という言葉の凶暴性について自分の中で再認識することができて興味深かったです。

中島明日香さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    ”こうありたい”と思う自分でいられる時間、今までの自分を肯定できる場所でした。

    あまり余計なことを考えずにいられる空間だったので、作業中は割と作業に集中していました。

    ワークショップで西尾さんのお話や写真、映像を見聞きしてからは、過去に自分が作品制作をしていた時、どんなことを考えていたとか、どんなコンセプト・テーマを持っていたとか、、、洗い出し作業を頭の中でしていました。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 「おぉ!!」と思いました。そして本当にアートナイトの本番が始まるという緊張感がジワジワ湧いてきました。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    自分で持ってきた結構大きい白いボタンを自分で使ったので探しましたが見つけられませんでした。

    ミッドタウンの花は、取り付けのための木材と布を紐で結ぶ作業をしたのですが、設置されているのを見て、あんなに何本もの木材と紐が綺麗に絡まず組み合わさっているなぁ~とプロの仕事に感心しました。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    自分の部屋の中がレーヌのアトリエ風景と似ているということがわかった。(山がいっぱいある感じ。)気づいてしまった。

    アートに関して、一人よがりで個人の事だったんですが、アートナイト後、 他人の考えや、想いを聞くことが増えたし、「アート」というキーワードを通して他人と関わろうという気持ちが一歩前に出た...という感じです。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 一人のアーティストや作品に深く関わらせていただき、それを通して自分自身と向き合うことやいろいろ考えたり、想ったりできたことは本当にありがたかったです。

    あと、久しぶりに宇宙の話を誰かとできたのは嬉しかったです。普段の生活する上で使わない脳の部分を動かせたように思います。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. アートナイト本番、運営ディレクターを任せていただいていたんですが、緊張と不安でいっぱいいっぱいになっている時に言って下さった、辻さんの「大丈夫ですよ。」という言葉には本当に救われました。

    「たこ焼きを食べながら宇宙について語り合い若さを取り戻そうの会」↖ツイッターを書いてて思い出したんですが、岡谷さん、キュウさん達と変なテンションで宇宙の話をしてた時にみんなで半分ふざけて出した企画。

マツオヤスコさんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?また、作業中何を考えていましたか?
  2. 大人の教室。時間外授業、を受けているような心地。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 「たーまや~!」と、花火を見上げて叫ぶあの高揚感。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?見つけたとき、どんな事を感じましたか?
  6. (無回答)

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    他者の生き方をより目を凝らして捉えるようになりました。
    「何が何でも続けていく人には、やっぱり敵わない。継続は力なり」ということを再確認。


  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 枚挙にいとまがありませんが。特筆するならば、多種多様な生き方、暮らし方をする方々、希望、野望を抱く人々、転換期にいる人たちと、たくさん知り合えたこと。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 枚挙にいとまがない(その2)です。言うなれば、プロジェクトに関わる皆さんの中で飛び交う言葉や交わされる笑顔には、いつも一貫して、真剣さと温もりがあって、それって、とてつもなくハッピーだなぁ、と。思うのです。

遠山尚江さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. 人との出会いの場。私を支えてくれる時間。

    また、作業中何を考えていましたか?
    すごい楽しいー。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 最初はやはり想像以上の迫力に圧倒されました。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    ボタンを見つけました。すごく大切な記憶の引き出しが開いた、みたいな。ボタンと話がしたかったです。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. 人への接し方が変わりました、尖らなくなりました。そしてこれからもそうありたいという目標ができました。

    また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    服を見たときに今まで感じもしなかったことを思いめぐらせている感覚があります。正直まだぼんやりとして掴めていません。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 私が提供したボロボロの肌着2着の布地を相馬さんがユニフォームのど真ん中に縫い付けていたこと。なんだかとんでもないことをやっちまった、と思いました。

    ボタンの通し方の見本を見せてくださった時の西尾さんが「動け、カラダ!なので…」とすごい勢いでボタンを通してらして面白かったです。
    パフォーマンス中、酔っぱらったお客さんに場所を聞かれて絡まれたのですが説明する間にすごく仲良くなったこと。

    たくさんの仲間ができたこと。運命を感じます。

    ううう、数えきれません。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 「私はね、なんだか、こう、いろいろ作ることが好きなのよね。」(本番当日パフォーマンスチームで一緒に作業した年配のお洒落で小柄な女性。すみません、お名前を存じあげておりません。)

    「エスパー遠山」(岡谷さん)

岡谷祥平さんの回答

■■ アシスタントへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
    また、作業中何を考えていましたか?
  2. 夢のような幸せな時間。

    古着を裁断しながらその服の持ち主のストーリーを勝手に考えたり、今日のランチは何を食べようかなとか、ほとんどは無心で作業してる状態でした。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 言葉より先に、自然と笑顔が先にきました。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか? 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
  6. 人間の家スカートの作品では、ほとんどが見覚えがあって、見つけた時アトリエでみんなと過ごした作業の日々が思い出され、うるッときました。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
    また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
  8. 参加する前、自分はこんな物を創りたいというのがあったのですが、このプロジェクトを終えてから変化し、私も人を巻き込んでみんなで作品を創りたいと変わったことです。

    自分が着てきた服を手放す時に、名残惜しむような思い出を服と一緒に刻んでいきたいと思いました。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 西尾さんのアシスタントをやらさせていただけた事。

    色んな壁をみんなで乗り越え、完成した作品が展示されてる事。

    初めてボランティアに来る方、配達に来る方が、隣の部屋であるアトリエ西野と間違えていた事。

    アートナイトの休み時間の合間に、みんなでボタン雨の作品を観に行った時に、みんな作品に近づき作品を見てたら、スタッフの方に「繊細な作品なので触れないで近づかないでください」と西尾さんをふくめて注意された事がなんか面白かった。

    本番の前日から寝る時間がないという会話をみんなでしてた時に、西尾さんがジェスチャーで「なんかこう寝ながら移動できる物があればいいな」とジェスチャーしてくれた事。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 日比野さんに言われた一言
    「お前の人生変わったな」


原 真琴さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    こんな街角にアトリエが!という驚きが強かったです。

    服を選ぶ時は、どんな人が着ていたのかな?と思っていました。手を動かす作業中は考えごとをせず、ただ黙々と……。無心でした。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. うわぁ〜〜〜〜〜っ!

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    ボタンは見つけました。また会えたね〜と嬉しくなりました。
    皆さんがユニフォームにつけた布に自分の切った布が使われていたのも嬉しかったと同時に、なぜか緊張しました。


  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    アートに関心のある人の存在がより身近に感じるようになりました。アートをつくるかっこよさもあれば、支えるかっこよさもあるんだと知りました。

    やる気スイッチが入って色々応募するようになりました。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 嬉しかったこと。
    いい人だらけだったこと。どうしてこんなにいい人ばかり集まったの?というくらいに。すごく皆さんに支えられたと思いました。


    西尾さんも、スタッフの皆さんも、お客さんも含め、プロジェクトに参加しなければ出会えていないであろう、話していないであろう人と話せたこと。

    面白かったこと。
    六本木ヒルズでのワークショップで、西尾さんが「テグスがからまりやすいので」と説明しながらやっていたら本当にからまって「からまったらまずは落ち着くことですね」と、テグスと格闘していたこと。


    アトリエでカレンちゃんと遊ぶ岡谷さんの姿。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 「山梨です。」(辻さん)
    遠いことは理由にならないんだと感心しました。


    「宇宙人と会ったことがあるんですよ。」(岡谷さん)
    真相は闇の中です。


    「早く片付けないと、岡谷さんがオオカミになって、皆さんを食べちゃいますよ。」(松尾さん)
    笑いをとりつつちゃんとアトリエ内の空気を片付けの方向に持って行ったすごいお言葉!


    言葉ではないのですが、ずっと笑顔でいらっしゃったチカさんの存在。ふわっと包んでくれるような安心感はとても印象的でした。

マリリンさんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか。また、作業中何を考えていましたか?
  2. 日常を忘れさせてくれる場所

    どうしたらうまくサイズがとれるか、どうしたら効率よくボタンがとおせるか考えながら作業してました。あとは、無になってました。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 一番はじめはネットで見ました。照明があたり、風になびいている作品は、もう言葉にならないくらい感動的で、胸が熱くなり、うるっときました。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 自分が切った布を見つけました。作業していた風景を思い出しました。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    今まで事務仕事をしてきたので、プロの方と作品を作り上げる経験ははじめてだったので、どんな作品ができるのかワクワクしてました。

    洋服を更に大切にする気持ちになりました。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. オカダヤに筒をもらいに行った時、自転車の子供用椅子にくくりつけ、夕方の歌舞伎町を通ったのは、まわりからの視線が面白かったです。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 岡谷さんの「ファイト一発」が印象的でした。

    西尾さんと岡谷さんの会話で、西尾さんが普通に寝袋の話をしていたのが、さすがだな~と思いました。

大岡川漣さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    アーティストの思考を垣間見る場所、現代アートファンとの出会いの場所。

    参加できる時間が短かく、なるべく数をこなしたいとの義務感も多少感じていましたが、アトリエに通うたびに作品のアウトラインがみえてきてワクワクしました。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. ラッキーなことにリハーサルの場に居合わせました。風をはらんでゆれるスカートのダイナミックさ!スタッフの皆さんの笑顔が印象的でした。チームみんなで創りあげるって素敵です。遠方の知人が素材を提供していたのでいち早く知らせたいと思いました。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    ボタンの作品はみられませんでした。残念でした。 とても美しかったと聞いて、時間調整してでも観にいくべきだったと後悔。

    また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    同期間に開催されていた「拡張するファッション」展での西尾さんのプロジェクトも拝見していました。
    能動的にまとうこと、表現はもっと自由であっていいということ、また手放せなかった服への思いがことのほか深かったことに気づきました。

  7. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  8. アトリエでほかのボランティアさんとあまりお会いする機会がなかったので、スタッフの方とお話しするのが楽しかったです。

    岡谷さんがミシンの腕をあげていることに感動しました!

  9. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  10. うーん、それはやっぱり・・・「動け、カラダ!」ですね。
    初アートナイト、楽しかったです。ありがとうございました!

川村彩乃さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    部室みたいだった。行けば落ち着く。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 信じられなかった。いつも見ていたものが晴れ舞台に出ていて。近くにいたものが遠くに行った感じ。でもうれしい、みたいな。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    自分が縫ったところを見つけて「ほ、ほつれないでくれよ…」と笑。

    ボタンは知人にいただいたものを見つけて、私の気持ち、他のボランティアさんたちの気持ちだけでなく服やボタンをくれた人の気持ちも、ほんとうに沢山の人の気持ちが詰まっているんだと思った。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. 生活にメリハリが出た。六本木に行かなきゃだから、やることさっさと終わらせるぞ!などなど。

    また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    着ている服の縫い目をみるようになった。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. アートに興味のあるひとと沢山知り合えたこと。みんなポジティブな人で元気もらっていました。

    かれんちゃんと仲良くなれたこと(メガネのおにいちゃんには勝てない。)

    岡谷さんがトイレに行く頻度が段々少なくなっていったこと(嬉しくもあり、少し心配した)

    作業中に大久保さんがかなりアングラな曲を流しだしたこと(暗すぎる歌詞に思わず笑ってしまった)

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 岡谷さんが「ため息ついたら3秒以内に吸ったら大丈夫」と言っていたのが印象的です。

剣持 寛子さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    あったかい幸せでいっぱいなゆったりした時間。ひたすら作るだけ。どんな気持ちで見て頂けるかなー?とか観客の方の笑顔を想像しながら、六本木に住む人の毎日に寄り添って来た衣服達が新たに紡ぐ元利用者さんへの楽しいラブレターやさえずりみたいでした。

    ボランティアのみなさんと布合わせを相談をしたり、談笑しながらちょこちょこ作り進めて行く時間が平和で穏やかで心地良かったです。アート制作の裏には沢山みんなの手作業と笑顔がありますね。


    突然行っても馴染みながら制作出来たのは岡谷さんやみはさんの優しさのおかげです。西尾さんも気さくでホームリーでとっても楽しかったです。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. あったかい灯りが灯されたような感覚でした。みんなで作った作品はやはり見るだけとは違い、愛おしいスペシャルな存在になりますよね。

    完成はやはりとっても感動しました!またいろいろな観客の皆様の笑顔も嬉しかったです。とっても穏やかな優しい気持ちで見上げている印象でした。わあ。この笑顔をみたかったんだなあ。て。提供、共有したかった笑顔の時間を作品を通して作れたのかな。と思いました。


  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    全日程中私は、わずか3日間だけの参加でしたので見つけられませんでした。が、見かけた布があったり(似た布かもしれませんが)で楽しかったです。切った布がヒルズアリーナで作品の一部になり揺れてるって不思議でした。立派に堂々と見えました。

    毎日作業に入れたらきっともっと感動したし充実感があったんだろうと思うと、最初から地道に普段からやる意義の深さや大切さを感じました。積み上げは華が咲きますね。

    提供した服を見つけれた観客の方もきっとわくわくしながら見ていたんでしょうね。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    自分も制作して演者側になり、日々世界や小さな日常にある楽しいや感動を共有出来るような制作をしたいな。と思いました。

    また制作もみんなで楽しみ、制作も観客同様に楽しむ。がより素敵な作品の密度につながるな。てチームワークの暖かさが素晴らしかったので私もこうゆうチームで創れたら良いなと思いました。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. やっぱり洋服て楽しいな。て改めて認識出来ました。いろんな服が山盛りにぐちゃぐちゃにありながら取り出すとかわいい服もあったり、これはなんでこんなにあるの?など、毎日の暮らしのサイクルまでイメージ出来てプチ旅行な気分でした。

    パッチワーク作品てゆうより洋服を通した人々の生活が見えてくる楽しい体験でした。フリーマーケットともまた違う、個人の生活てゆうより街全体の生活感を感じました。四季の服が混ざり楽しかったです。

    エピソードは、西尾さんが楽しかったです。関西弁での突っ込みとか、あえておしゃれではなくダサ目にして、髪型も女性らしくしてるとかな解説。岡谷さんとボランティアさんのやり取りも。いきなり事務所に行くタイミングとゆうか流れも全部ミラクルな早さだったこと。

    一番の収穫は、ディレクションを担当されている現場を回している臼井さん、渡辺さん、ボランティアの皆さんと、企画を遂行出来た事です。

    ドタバタしたり歩き回ったりタクシーで白井さんと布を取りに行ったり。西尾さんの企画のために動き回り創り上げれ発表出来た。バックヤードのあれこれな一連が制作以外にもかなり貴重で楽しくて楽しくて。

    辻さんからわけて頂いた豚カツも嬉しかったり、ヒルズの業務用エレベーターを荷物をひきづりながら、風を切って早足で歩く渡辺さんの後ろをみんなで必死に早歩きしてついて行って。

    休憩にやっとみんなでこれまたドタバタと集団で歩き話しながら美術館へ観に行ったり。楽しすぎましたね。時間がつめつめで。てんこ盛りで。けどやりたい事を全てが盛り込まれていて。

    キラキラした花形のクリエイター西尾のスタッフをやる。てゆうより、必死にひたすらな感じが本当に現場感があり、たまらなく大好きでした。

    縁の下の力持ちなスタッフが段取り良く速やかにこなしていて。制作もバックヤードも両方が楽しかったです。

    制作部屋が来る度に引っ越していて移動していた事も毎回現場感がありました。

    美術館で、警備スタッフの方に「繊細な作品なので触れないで近づかないでください」と西尾さんをふくめて注意された事も面白かったり。いたずらをしている気分で。

    ヒルズで円陣を組んでみんなでスタートしたり。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 西尾さんからの一言。芸大にもたいしてやり込むやつはいなかったですよ。

辻 佑介さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    こたつのあるリビング。(あたたかく家族といるような時間)

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. つつまれている。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    見つけられませんでしたが、自分が提供した服がありました。作品自体になったことも嬉しかったのですが、誰かがいろいろな思いを持って裁断し、縫ってくれた・・・それを考えたらもっと嬉しくなりました!

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    人と人とのつながりを意識するようになり、繋げ方を考えるようになりました。

    アートの接し方(鑑賞時の視点、直接的な関わり方)も考えるようになりました。

    また着る物については、服を作った人のことを考えるようになりました。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. アートナイトのワークショップの時、スタッフ全員が自分の役割に留まらず改善提案を出してくれ、どんどん運営しやすくなっていったこと。

    そしてその結果、たくさんのお客様に参加してもらえたこと。


    マリエさんの差し入れの蒸しパンはおいしかった!

    アトリエにいたガムテープの宇宙人や車で遊ぶカレンちゃん達は微笑ましかったー。

    etc(その他たくさんありすぎます)

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. アリーナに遊びに来てくれた友達の言葉
    「私の中で西尾さんは夜なべをして縫う人になった」


    岡谷の寄せ書きTシャツに中島さんが書いた一言
    絶対岡谷、岡谷絶対!」

渋谷明子さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    日常の延長と非日常の中間のようなところでした。

    作業をしている最中は、無心でいることが多かったです。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 3つの作品で最初に見たのは、新美の「ボタン/雨」でした。
    作品に対してより、それを見ている皆さんの「綺麗」という言葉やそれぞれが、熱心に自分のベストポイントを探して写真を撮ったりしている姿に胸が熱くなりました。


    「花柄/花」を最初に見たのは、アートナイト自体もまだ人出が少ない時だったのですが、、作品がその場に置き去りにされているような、世界から浮いているような印象でした。

    最初の印象はそんなかんじなのですが、夜にライトアップされた姿、人出が多いなか、自分ひとりなのか、誰かと一緒なのか・・・といった、見た時のその場のシチュエーションで印象が異なっており、その変化の面白さは、3つの作品の中で一番でした。

    「人間の家/スカート」は、風に舞う美しさと迫力に「おぉぉぉぉ」と。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    「うふふ、それは私がやったのよ」と、誇らしい気持ちでした。(実は今、それが隣にいる見知らぬ誰かに向けた、心の中での独り言だったことに気づき、少し気恥ずかしい・・・。)

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    気持ちの変化に対して、実際の変化は、日常にも着る物/着ることに対しても起こせていないのです。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 参加出来た時間が限られていたにも関わらず、日常の気分を変えてくれるスパイスのような時間が無くなってしまい、寂しいという気持ちがずーっと残っています。

    最近、何をしても自分の中にそういう気持ちが生まれなかったので、そのことが嬉しいし、感謝しています。

    そして何より、アトリエの、子どもの頃のイメージの中にある六本木の悪場所的な雰囲気のなかで、服を壊し、新しいものを作り、見知らぬ方と知り合えて、話せ、プロジェクトが終わり別れて…という、破壊と再生、出会いと別れが起こったことが面白かったです。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. (絶対、脳内変換していますが…)

    西尾さんの

    服のシミは着ていた人の痕だから(パッチワークに入れると)面白い

    (花が、数か所を吊るすだけで綺麗に形になることが凄い…というような話の流れで)綺麗な花を支えるためには、あんなにゴッツイ支え(花を吊るしていた木枠)が必要なのが面白い

    という2つです。

mihoさんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?

    心地よい風が吹いているような、懐かしいような不思議な時間でした。誰かがいる中の作業が自然体で出来る楽しさみたいな感じがあったかな、、、

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 感動!!!

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
    見つけたとき、どんな事を感じましたか?

  6. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  7. 久しぶりにワクワク感を味わいました。 新鮮な空気をもらいました(^_^)

    このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白やかったエピソードを教えてください。(複数回答可)
    出会いが面白くて素敵って感じられたことなかなかないです。

    アートって改めてすごい!人が人の心を塗りかえちゃう魔法ですね~

  8. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  9. 洋服はコミュニケーションをとる道具?(西尾さん)

まなえさんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    高校の部活動のような時間。

    これが終わったらみんなとお別れするってわかっているけど完成と成功という終わりに向かっていく楽しくて不思議な時間でした。アートナイト本番楽しみだけど終わってほしくない!って思いながら毎日通っていました。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. すごい・・・! アトリエにあったものがこんなに輝いて見えるなんて、別のものみたい・・・!

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    見つけました。

    自分の生活が美術作品になるなんて思っても居なかったしどんなに小さなことも大きなことの一部になるんだなということを感じました。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    はい。私は大学で美術史を学んでいるのですが、アートをずっと「見る」側として考えていて絵の背景や技法、構図、素材のことしか考えていませんでした。

    でもこのプロジェクトに参加して作る側、見られる側になることで造る過程の心理的な変化とか、作者の思いとか、何かを造ることそのものが作者や周囲にどんな働きかけそするのかを考えるようになって自分のアートへの理解や取り組み方に深みが出たなと思います。

    また難しく、近づきにくいと考えていた現代アートに対するその難しいという気持ちも楽しい、面白い、もっと知りたい、という前向きな気持ちに変わりました。

    私はお洋服が好きで雑誌を見てただ服を着ていました。でも西尾さんの言葉を聞いてからお洋服で自分を表現したり変身したりということにとても興味を持って、毎日の服選びだったりどんなお洋服がほしいか考えたりするときに他者との壁ではなくではなくむしろ裸に近いような自分を表現しなおかつその場に溶け込みコミュニケーションを埋めるようなお洋服の着方を考えるようになりました。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 他のアート系のボランティアにも参加するきっかけがもらえたこと。

    美術が好きな友人が私の誘いに乗ってアートナイトに参加してくれたこと。


  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 西尾さんの「洋服が他者に対する壁、外から自分を守る壁になっている。でも僕はお洋服をコミュニケーションのツールにしたい」という言葉。(細かい言い回しは間違えているかもしれないです、すいません)

鉾之原 由香さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    新しいわくわくに出会える面白い場所。
    様々なバックグラウンドを持つ人であったり、自分には無い豊かな感性であったり。

    最初はタダの布切れだったのに、手を加える事で新しい作品として生まれ変わり、再び価値を持たせられるって楽しい!作品に対して愛着が湧くのを感じました。


  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 大きくて美しいカーテンに思わずため息の出るような感動を覚えると同時に、布切れ一枚一枚が持つ歴史に想いを馳せていました。手放された古着が甦って、再び会場を飾る大役を果たしているのだなぁと感慨深く感じていました。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    今回は作品作りにまで協力出来ず、残念でしたが、またの機会があれば携わってみたいかなと感じました。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    変化はたくさんありました。これまでの自分の人生において接点のなかった分野でも、一歩踏み出して積極的に関わって事で世界がどんどん広がっていく楽しさを改めて実感しました。

    一度きりの人生ですから、新しい人や物との出会いを大事にしていきたいと感じました。これからも様々な活動に参加していきたいと思っています。

    自分には必要が無くなった洋服も、他の人にとっては必要なものになりうる可能性を秘めているのだなと思いました。

    それは、洋服という形のまま受け継がれて古着として再利用されることもあるし、パーツに分かれて違う作品に生まれ変わる事も有るのだなと。自分の着ている洋服の行く末を考えながら着用するようになりました。大切に扱いたいなと思います。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 初めてお会いする方が多かったにも関わらず、直ぐに仲間として打ち解ける事が出来た事が嬉しかったです。アートナイトという一つの目標に向かって全員が一致団結している雰囲気が心地よく、大好きでした。

    寒さで震えていた時に、首に巻くタオルだったり行進用の衣装やカイロや温かい飲み物を提供して頂いたり、咳き込んでいた時にチョコを差し出して頂いたり、色んな心遣いがあり、本当に感謝しています。この場をお借りして、ありがとうございました。

    また、後日談にはなりますが、ホテルで開催されていたチャリティガーデニングイベントに自分でパッチワークを施したジャケットを着ていった所、ホテルの方から素敵なジャケットですね、と声をかけられたのです。

    古着から切った布をパッチワークにしているんですよとアートナイトの事をお話して盛り上がりました。素晴らしいですね、と興味を持って頂けて嬉しかったですね。

    着ている物って、人に与える印象が大きいのだなと改めて感じました。洋服って、自分らしさを表現している看板のような物だという事を念頭におきながら、着る事を楽しみたいと思いました。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 単に作品を見せるだけではなく、参加型にして、自分のアートに巻き込むスタイルをとっていますっていう西尾さんの言葉。

    巻き込むという芸術のスタイル、私は大好きでした。

相馬幸知さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?また、作業中何を考えていましたか?
  2. アトリエは元気をもらえる場所でした。どんなに仕事でつかれていても、いくととても元気をもらえました。自分のしていることが、みんながしていることが、一つ一つが形になっていく姿を思い浮かべてわくわくしていました。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. ただただ、充実感とうれしさでいっぱいでした。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    ボタンは見つけられませんでしたが、古着はみつけました。
    自分は社会の一部であり、ちっぽけでもちゃんと主張できるということ。 わたしはここ」って居場所を見つけられた気分でした。


    そして大きな作品だからこそ、そのなかで自分がかかわったものをみつけるのは大変でした。でもそれでもみつける楽しさや、見つけたときのうれしさは他にはないと思います。

    自分の人生も一緒だなと思いました。たくさんのコミュニティーのなかで生きていると、存在価値や自尊心を認識しにくく感じます。かかわっているコミュニティー自体も、西尾さんの作品のようにきちんとした形があるわけではないですし、個々のかたちも四角や丸や線でもありませんから、探し出すのはもっと大変です。


    しかし両者とも一定のルールがそのなかに存在しており、その組み合わせで社会ができているということ、大きな観点からみれば、自分はとても小さく、埋もれてしまって感じることもあります。

    でも、埋もれているのではなく、見つける手がかりが少ないだけ。その手がかりがあればちゃんとみつけられます。 また見つけたあと、見つかったということに執着せず、また大きな観点から自分を見つめなおせば、おのずと自分が社会とどうかかわっているかが見えてくる気がしました。

    見つけるまでは時間がかかったり、見つけられない自分ばかりに執着しがちですが、そんな時は西尾さんの作品で見つけたときみたいに、そのプロセスはとても楽しいということを思い出そうと思います。

    そして大きな観点から本質をみるという方法を教えてもらったように感じ、同時に自分の居場所や位置も少しづつ見えてきました。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
    また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
  8. 日常生活は大きく変わりました。

    いまインターンで別の展覧会のお手伝いとメインスタッフとして友人NY個展開催にかかわっています。いままではただ、なにかアートのことがしたい、作品はつくれないけど、運営側としてもっと近くにいたいという思いのほうが強かったですが、このプロジェクトにかかわることで、それがどう社会とつながっているのかを考えるようになりました。


    やっていることは非常に地道で地味ですし、楽なことではありませんが、社会との関わりあいを常に意識することでなにか大きなことを成し遂げられるのではないかとわくわくしています。(実際そうなるか別の話ですが笑)

    着る物や着ることに対してですが、美しくなくても、かわいくなくてもいいという気持ちが出てきました。身につけるというその行為が自分を形づくっているのなら、人の目とか評価じゃなくて、自分がなりたいものにちかいものを身につけるべきだと思いました。


    じゃあ、自分はなになりたいの?ときかれるとまだはっきりしないですが笑。きっと見つかるような気がしています。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 西尾さんと作品について少しですがお話できたことがうれしかったです。また、同じアンテナをもっているみなさんと関わることで世界がさらに広がり、うれしかったです。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 「ファイトー一発!」 BY岡谷さん

    「多様性」BY西尾さん 

    「いろんな色のお空が見える」BYワークショップに参加した子供

白井俊明さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    (仕事の後行っていたので)1日を終えて新たに始まる非日常の空間・時間。

    作業中は、他の人が今何を考えてそれぞれの作業しているのか、など想像したりしていたが、無心なことも多かった。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 大きい!よくこんなものが作れたな!

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    見つけられず。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    定期的に非日常の世界に入ることがよい刺激だと改めて思った。

    身に付けるものに対する意識が広がった。

    ミシンが欲しくなった。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. ワークショップ参加者に私の着ているユニフォームを褒められたり、一緒に写真 映ってもらってもいいですかとお願いされたりした時、とても嬉しかった。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 「ファイトー いっぱーつ!」

草平さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか。また、作業中何を考えていましたか?
  2. 学生の頃、友人のアート作品作成の手伝いでボール紙で1000個多角形を作るなどしていたのですが、その時のことを思い出したりしていました。

    アートって地味な作業が大半だけど、ここが自分の世界なんだろうなぁ、と。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 六本木アートナイト2014のセンターだ!

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    見つけられませんでした。。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
    また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
  8. 現代アートの学校をメールマガジンで教えていただき、通い始めました。

    洋服への想いというのものは実はまだよくわかっていません。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. アート制作の裏方の雰囲気を少し知ることができたように思いました。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 「結構自分はだまされやすいです」

臼井ちかさんの回答

■■ ディレクターへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. 基地。

    また、作業中何を考えていましたか?
    四角く切り取られた服はどれもぺらんと頼りなげだなー。
    でもいろんな模様や色が可愛いなー。

    ボタン、こんなにいろんな形していたんだね。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. あんなにうれしかったことはなかなかないです。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  6. 見つけたとき、どんな事を感じましたか?

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. はい、アートが再び大好きになったこと。

    また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    はい、まいにち、と、着ること、大好きな両方に整合性が取れたこと。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. 苦手かもしれないと思っていた!?西尾さんが想像していたのとぜんぜん違った人だったこと。

    やっこちゃんが運転してくれたタウンエースで遠山さんと一緒に月を見たこと。

    どうしたものかな?という時、不思議と誰かが現れてくれ、物事が進んだこと。

    やっばりあの円陣を組んだ朝。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. (西尾さんのお友達のアーティスト山城さんがプレビューにいらして)
    「西尾くん、これやりすぎなんとちゃう?」

捧 旬子さんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. 落ち着けるもうひとつの居場所。
    創造性をたかめてくれるところ。

    また、作 業中何を考えていましたか?
    アートナイトでの完成イメージ

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 一言 感動。:~:

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
    見つけたとき、どんな事を感じましたか?
  6. 正直みつけてる時間がなかったのですが^^;
    全体をみてボタンでは完成の神秘さ。


    古着巨大アートでは迫力ある美しさに感動で、自分も携わることができよかったと思っております。
    ありがとうございます。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. 社会貢献活動に参加させて頂くことができ気持ちが引き締まったとともに、ここから新しいスタートという気持ちの切り替えとしていいきっかけとなりました。

    また、着る物や着るこ とに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    頂いた服はさらに大切に、、、な思い。
    また着回し方が面白くなったでしょうか。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、(複数回答可)
  10. すっごく大好きなイベント六本木アートナイトは、ほぼ毎年行っておりましたので、港区でないのにもかかわらず参加できたことが素直に嬉しいです。ありがとうございます。

    面白かったエピソードを教えてください。
    ミシンパフォーマンスに参加する縫い付け依頼の方々。
    突然スカート脱いで縫い付けてもらってたり。帽子に縫い付けドレッドみたいに仕上げたり。
     

    六本木一夜限りのイベントではなにがおこるかわからない的を感じさせる面白さがよかった。

    西尾さんに縫い付けてもらって喜ぶ彼氏とそれを微笑み見つめる彼女。

    アトリエ再現中に酔っぱらいのお姉さんが飛び入り参加。スタッフが恋愛相談。

    サイレントディスコ、、、、、
    六本木一夜限りのイベントといってもさすがに夜の野外ディスコはヘッドフォン付。非参加には曲聞こえないので、ひたすら踊り突然叫ぶ様がなんとも奇妙。


  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 人のつながりを縫い付ける

K.Tさんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. 作家さんのアトリエであり、神聖な場所でした。静かに作品制作のことを考える場所。

    また作業中何を考えていましたか?
    素材となる服を着ていた人のこと。誰が着ていたのだろう、なぜ寄付してくれたのだろう、作品を見に来てくださるだろうか。そして、どのような作品になるのだろう、ということ。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
    見つけたとき、どんな事を感じましたか?
  5. (当日は伺えませんでした)

  6. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  7. 自分はいつも同じような服しか着ないのですが、服を解体することで、服はいろいろなパーツからできており、完成形も生地も色彩もじつに多様であり、着る人の個性によって、その無限の中から選ばれているのだなぁ、と思いました。
    その上で、自分はやはりいつもの服が好きだなぁと感じ、それが自分に合っているのだから大切にしようと思えました。

  8. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、(複数回答可)
  9. (少し違うかもしれませんが、)
    見ず知らずの方々が服をくださったり、作業に参加していらっしゃって、多くの人で作っていく作品なのだということを、お手伝いの立場としてですが嬉しく感じました。

  10. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  11. 具体的な言葉では書き起こせないのですが、打ち合わせのようなお時間にて、作家の方が、制作予定の作品について具体的にお話していらっしゃるお言葉が印象的でした。
    まだ私たちの目に見えていない“それ”は、この方には見えており、この方の中に想いがあって、つまり、この方にしか創れないのだな、と感じました。

ともこさんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. また、作業中何を考えていましたか?
    発見の場かな。

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
  4. (初めに見たのは、ヒルズアリーナのスカートでした)
    うっっわあぁぁーこうなるのかぁー!って思いました。
    あの空間の空気を、スカートが表現してるーって思いました。
    下のパフォーマンスとの一体感にびっくりしました。

  5. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
    見つけたとき、どんな事を感じましたか?
  6. ごめんなさい。自分の服とか自分がやったものとかって
    覚えてないんですよねー。
    パーツになるとわからない、不思議です。

  7. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  8. また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    西尾さんの制作に参加する度、着ることってすごーく深いことなんだって気付かされます。
    でもたぶん着るものは変わらないです。

  9. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  10. ひととの出会い、つながり。
    今回はワークショップにも関わることができ、いろんなひとがいて面白かったです。

  11. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  12. 『服を縫い合わせながら、ひととひともつながっていく』by岡谷

中村まりえさんの回答

■■ ボランティアスタッフへのアンケート ■■
  1. あなたにとって六本木のアトリエはどのような場所(どのような時間)だったと感じていますか?
  2. 若い方々からエネルギーをもらう場所、時間でした。

    また、作業中何を考えていましたか?
    今自分に何ができるのだろう?

  3. 設営された作品を一番初めに見たときの気持ちは?
    世界が広がりました。

  4. 自分が切った古着、自分が作ったボタンを作品の中で見つけましたか?
  5. 見つけました。

    見つけたとき、どんな事を感じましたか?
    私がここにいる。

  6. 今回のプロジェクトに参加したことで、あなたの日常生活に変化はありましたか?
  7. まだ急激な変化は、ないですがすこしずつカラダが、心が良い方に動くことを期待しています。

    また、着る物や着ることに対しての思いに、なにか変化はありましたか?
    変化があると思います。

  8. このプロジェクトを通しての嬉しかった出来事、面白かったエピソードを教えてください。(複数回答可)
  9. ユニフォームを着ての散策。

  10. このプロジェクトを通して、印象に残った言葉は?(誰のでもよい)(複数回答可)
  11. 衣服のシミ
    古着をさく

4月20日 アートナイト本番

カラダひとつ工房 ミッドタウンでワークショップを開催。

受付の二人

撮影 斎藤剛 
まずは布を切る。
撮影 斎藤剛
西尾さんも参加者も布をつなげる。
撮影 斎藤剛
参加者も見学者もたくさん。
撮影 斎藤剛
アートプロジェクトのスペシャリスト森司さんと。

大きな布が出来上がりました。
撮影 斎藤剛
みんなで持って広げます。
上に持ち上げるとお屋根のよう。

撮影 斎藤剛
手を離して、みんなで布の下に入って包まれます。
撮影 斎藤剛
六本木でつないで作った大きな布をこどもたちから西尾さんに渡しました。
「西尾さん、次の場所に運んで行って、もっともっと大きくしてねー。」

ワークショップ
《カラダひとつ工房》
会場 東京ミッドタウン キャノピー
参加者66人

4月19日 六本木アートナイト開幕

《カラダひとつ工房》六本木ヒルズアリーナで
20:00~翌朝の日の出まで活動。

撮影 斎藤剛
古着を選んで、服やバッグに縫い付けるパッチワークのパーツを切りだすワークショップ。

盛況

ステージでは西尾さんと岡谷さんが終夜ミシンを踏み続け、
ボランティアスタッフは工房での作業を再現。

自分で切りだしたパーツに工房で作ったパーツを加えて、
マフラーのここに付けたいと相談する参加者。
撮影 斎藤剛
シャツに長めのパッチワーク。
撮影 斎藤剛
西尾さんに自分の服や持ち物にパッチワークを縫い付けてほしい人の長蛇の列ができました。
撮影 斎藤剛
夜明けのアーティストトークに西尾さんと一緒に、岡谷さんも登場。
撮影 斎藤剛
撮影 斎藤剛
撮影 斎藤剛